鷹ノ巣山 (標高1736m) |
【 地 域 】奥多摩 【 天 候 】1日目/晴れのち曇り時々雨 2日目/晴れ時々曇り 【 季 節 】夏 【 山行 形式 】鷹ノ巣避難小屋泊 【 入 浴 】もえぎの湯 |
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【 水補給ポイント 】
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【 食料補給ポイント 】
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【 休憩ポイント 】
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【 個人メモ 】
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お金がかからず、それなりの重さのザックで足慣らしな距離で、という事で奥多摩の『鷹ノ巣山』へ避難小屋泊。 数年前に『鷹ノ巣山』に登ったとき通り過ぎた、綺麗な『鷹ノ巣山避難小屋』と、庭のような場所に並ぶテーブルとベンチ、一度は泊まってみたいと思ってた。 去年の『雲取山』へ登ったときと同じ、『鴨沢』から『七ツ石小屋』へのコース。 去年来たときは無かったと思う『七ツ石小屋』への近道が、登りきっても小屋へのコース途中に出るだけの道だとわかり、がっかりした以外は道中に違いはないので以下で省略。 2011年10月『雲取山』 ![]() 登り道と巻き道らしい道との分岐点で、地図ケースに入れてザックにぶら下げ、いつでもすぐに見られる地図を見ることを怠り、『千本ツツジ』へ直接向かう登り道を向かう。 予定では下のコースだったのに・・・ 何のために地図ケースを買ったのか・・・ まぁ、おかげで写真に残したいような雰囲気の道だとわかったのはうれしい誤算。 『七ツ石小屋』に着いた時点で、霧に巻かれて景色はなかったので、『高丸山』山頂へ行ってもしょうがないだろうと良い理由を見つけ、『千本ツツジ』で下の登山道へ降り、なだらかな登山道を1時間ほど歩いて『鷹ノ巣山避難小屋』に到着。 「つい最近建て替えたのかな?」と思えるような綺麗な小屋、2階はなく10人も宿泊者が居れば息苦しいと思えるような広さだが、土間の広いのがありがたく、座れるようにもなっているので、疲れた足の膝を折らずにご飯が食べられるのがありがたい。 すでに先客が2人、共に単独者、最終的にうちらを入れて4人が今宵の宿泊者だったので、広々と利用できたので良かった。 水場は小屋から5分程度下ったところ、急斜面があるので水を両手にかかえて登って来るとちょっと息切れがする。 ![]() 外に並ぶテーブルで一杯と思っていると、雨がポツリポツリ。 しばらくの間ポツポツと降っていたけれど、本降りにはならずに雨は止んだが、テーブルや椅子が濡れてしまい、小屋入り口の屋根の下で、おつまみのウィンナーとハムステーキを焼きながら、缶ビール(500ml)で乾杯。 メインディッシュはレトルトの牛丼だが米は炊く。 標高が低いお陰か、たっぷりと水を吸わせる時間があったおかげか、芯のないお米になったが底には焦げが。 しかしレトルトの牛丼をかければ、まったく気にならなく十分満足。 寝酒はししゃもなどを焼いて焼酎のお湯割り数杯。 もってきた酒はこれで全部飲んじゃった。 「明日はザックが軽いぞ」と喜びながら8時頃に就寝。
![]() ![]() 陽が射して空には青空も見え、快晴の空の下、7時頃小屋を出発。 『鷹ノ巣山』山頂へ続く見上げるような急斜面を30分間登りっぱなし。 振り返れば、昨日昇らなかった『高丸山』の山頂が顔を出している。 ひょっこりと出ている山頂までの登りを想像すれば、「さて次回来た時はどんな理由で登らないようにしよう」と考えたくなるようなきつさに見える。 『鷹ノ巣山』山頂からは名もわからぬ山々が連なっている。 たぶんどれかが『飛竜山』だろうが、まぁどうでもいいかな。
![]() 登った分の半分ほどを下ると『水根山』山頂までは、緑の葉に覆われた木々と、茂っている草で緑に染まった地面に挟まれた、快適な尾根歩きが続く。 「山頂かな?」らしきところに、探さないと見つからない『水根山』山頂を示す標識がかかっていた。 ![]() なが〜く続く下り坂と、緑に覆いかぶされるようなこの道は・・・ タイミング良く新緑時期と重なったのかもしれないが、今までの新緑山登山で一番感動した前回来たときを思い出す。 「もう一度新緑のときに・・・」と思いながら、今回に・・・ 「やっぱりもう一度新緑の時に来たいなぁ〜」 ![]() 少しの登りで開けた山頂に到着。 日差しが暖かく風が涼しい、ここでコーヒータイム。 青空ともくもくとした白い雲、街ではまだ見られないトンボがたくさん飛んでいて、夏山到来を感じながらのお茶タイムは至福の時。 2日目のトップは相棒。 ![]() スタスタと歩いて行き、どんどん間隔を開けられていく。 「ペース速いなぁ」と思いながらもマイペースを維持していたけど、「昔は俺もこれくらいのペースで歩いていたのかな?まだ負けちゃダメだ」と『六ツ石山』からは、相棒に間隔を開けられないよう付いて行くことに。 結果20分ほどコースタイムより早く下山口に到着。 まだまだいけるもんだ。 ここで気力が抜けたせいか、奥多摩駅そばの『もえぎの湯』まで30分程度がえらいきつく感じ、近道の山道や下りの階段が疲れた。 『もえぎの湯』で街の帰還を許され、最近できたと思われる奥多摩駅2階のカフェで昼食と生ビールで乾杯。 帰宅ラッシュ前の電車で家に帰れた。 |